本記事では、日本語対応の人気プロップファーム、Fintokeiの他にThinkCapital、Blueberry Funded、Super Fundedの計4社を「運営信頼性」「プラン内容とルール」「ファンディング後待遇」「取引環境」の4つの主要カテゴリで比較します。各社の特徴を簡潔にまとめているため、あなたに最適なプロップファーム選びの参考にしてください。
主要4社の比較早見表
比較ポイント | ThinkCapital | Blueberry Funded | Fintokei | Super Funded |
---|---|---|---|---|
運営会社の信頼性・実績 | Tier1ライセンス複数保有のThinkMarketsと提携 | オーストラリア拠点のBlueberry Marketsが運営 | 南アフリカやチェコ拠点 & 15年以上の運営実績のあるPurple groupが運営 | 運営会社はオーストラリアのPropTradeTech Tier1ライセンス複数保有のEightcapと提携 |
連携ブローカー | ThinkMarkets | Blueberry Markets | 公式からの公表はなし | Eightcap |
設立 | 2024年 | 2024年設立 | 2022年設立 | 2021年設立 |
日本語サポート | あり(メール・チケット) | あり(メール・チャット)*チャットは英語 | あり(メール・チャット)*チャットは英語 | あり(チャット・メール) |
チャレンジ費用 (2ステップチャレンジ) |
資金200万円:15,100円 資金1600万円:79,800円 |
資金1万ドル (約150万円) :60ドル 資金10万ドル (約1500万円) :500ドル |
資金200万円:21,800円 資金1600万円:108,800円 |
資金1万ドル (約150万円) :99ドル 資金10万ドル (約1500万円) :550ドル |
チャレンジ形式 (ステップ数) |
1~3ステップ(ライトニング、デュアルステップ、ネクサス) | 0~2ステップ(Rapid、1ステップ、2ステップ、Stock、Synthetic、Instant Elite/Lite) | 0~3ステップ(入門、チャレンジ、速攻プロ) | 1~2ステップ |
期間・日数 | 無制限 (28日間取引なしで失格) |
無制限(Rapidは7日以内) | 無制限 (入門プランは180日) |
無制限 (30日間取引なしで失格) |
利益目標 | 5~10%(プラン/チャレンジフェーズにより異なる) | 5~10%(プラン/チャレンジフェーズにより異なる) | 2~10%(プラン/チャレンジフェーズにより異なる) | 5~10%(プラン/チャレンジフェーズにより異なる) |
ドローダウン制限 (日次/最大) |
日次3~4%、最大6~8%(プラン/チャレンジフェーズにより異なる) | 日次2~5%、最大4~10%(プラン/チャレンジフェーズにより異なる) | 日次3~5%、最大6~10%(プラン/チャレンジフェーズにより異なる) | 日次3~5%、最大5~10% (プラン/チャレンジフェーズにより異なる) |
スキャルピングの可否 | 1分未満決済のトレードが全体の50%以上は禁止 | 1分未満決済のトレードが全体の50%以上は禁止 | ティックスキャルピング禁止 | 30秒以内決済のスキャルピング禁止(1ステップチャレンジでは可) |
週末取引/持ち越し | 取引・持ち越し両方可 | 取引・持ち越し両方可 | 取引・持ち越し両方可 | 取引・持ち越し両方可 |
ニューストレード | ライトニング:可能 デュアルステップ、 ネクサス:原則不可 (アドオン購入で可能) |
重要ニュース前後2分取引禁止、NY市場オープン・クローズ前後5分取引禁止 | 特に制限なし | 重要ニュース前後10分取引禁止(チャレンジ通過後) |
利益の一貫性ルール | なし | 株式(Stock)プランでは、いずれかの1日の利益が総利益残高の30%を超える場合、出金申請不可 | チャレンジプラン(プロ口座も含む)では「最低利益獲得日3日のルール」が適用される | 1ステップチャレンジ: 1日の利益が出金申請額の40%以下 2ステップチャレンジ: ファンディング段階で、1回の取引による利益が出金申請額の50%(50Kチャレンジ以上は30%)以下 |
利益分配率 | 最大90% | 最大90% | 50~100% (プランにより異なる) |
最大90% |
出金サイクル | 原則14日毎、アドオン購入またはスケーリングにより7日間毎 | 14日毎 | 14日毎 | 14日毎 |
最大初期資金 | 3200万円(複数口座の組み合わせで9600万円まで可) | 約3000万円(20万ドル) | 5000万円 | 約3000万円(20万ドル) |
スケーリング制度 | 最大2.3億円 | 最大約3億円(200万ドル) | 最大5億円 | なし |
取引プラットフォーム | ThinkTrader、TradingView | MT5, MT4, TradeLocker, DXTrade | MT5, MT4, cTrader | TradeLocker, DXTrade |
最大レバレッジ | 30〜100倍 (プランにより異なる) |
*30~50倍(チャレンジフェーズや銘柄により異なる) | 100倍(チャレンジフェーズや銘柄により異なる) | 最大100倍 |
スプレッド & 手数料 | Think Trader / TradingView: 1.2pips(ドル円)〜と 広めだが往復手数料はなし |
0.1 pips〜 (+ FXと貴金属は往復$7/lot、US株式は往復$2/lotの手数料) |
1.5 pips〜 (+ 往復$7/lotの手数料) |
0 pips〜 (+ 仮想通貨は0.01%、US株式は片道$2/lot、その他は往復$7/lotの手数料) |
取扱銘柄 | FX、仮想通貨、株価指数、貴金属、エネルギー | FX、仮想通貨、株価指数、株式、貴金属、エネルギー | FX、株価指数、貴金属、エネルギー | FX、仮想通貨、株価指数、株式、貴金属、エネルギー |
公式サイト | Think Capital |
Blueberry Funded |
Fintokei |
Super Funded |
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主要4カテゴリ別に見る、各プロップファームの特徴・概要
プロップファーム選びでは、「運営信頼性」・「チャレンジ内容とルール」・「ファンディング後待遇」・「取引環境」の4つのカテゴリに注目しましょう。
各カテゴリのポイントを理解することで、他社/競合と比較し長所・短所などがわかり、自分にとってベストな選択ができるようになります。
運営信頼性
4社とも設立はここ数年間と、新興の印象はあります。ただ、「プロップファーム」という存在自体が世界的にも比較的新しく、日本ではここ数年で少しずつ認知されてきている程度と、業界そのものが新しいことを考慮すると、設立年では大きな差はつかないでしょう。
運営や提携先パートナーを見てみると、ThinkCapitalはTier1金融ライセンスを複数保有しているThink Marketsと提携している点で、信頼性が高いです。Blueberry Fundedはオーストラリアの大手ブローカーBlueberry Marketが運営母体で、こちらもオーストラリアの金融ライセンス(ASIC)を保有しているため、一定の信頼性はあります。そして、おそらく今日本でプロップファームとしての知名度が最も高いFintokeiは、15年以上の実績あるPurple groupが運営をバックアップ。Super Fundedも、Tier1金融ライセンスを複数保有しているEightcapと提携しており、信頼性は高いです。全社とも基本日本語サポートあり、初心者も安心です。
チャレンジ内容とルール
ThinkCapitalは1~3段階のチャレンジプランを提供しており、ライトニング、デュアル、ネクサスといった多様なステップが用意されています。Blueberry Fundedは1~2ステップのほか、即時ファンディングのRapidプラン、Instantプランなど特徴的なプランもあり、スピーディなチャレンジが可能です。Fintokeiも入門プランから速攻プロプランまで0~3段階のチャレンジがあり、即時ファンディングが可能です。Super Fundedはシンプルな1〜2段階のチャレンジで、初心者から上級者まで幅広く対応。
各社ともチャレンジ期間は基本無制限(一部プランを除く)ですが、一定期間(28日〜30日)連続で取引なしで失格となるルールがあります。利益目標やドローダウン制限はプランにより異なりますが、遵守が合格の鍵となっており、ルール違反は失格や契約解除の原因となるため、チャレンジ開始前にルールを熟読し、それをファンディングまで、さらにはそれ以降も遵守する慎重な取引が求められます。
とはいえ、徹底したリスク管理と一貫性のあるトレード=長期的に持続可能なトレードをしている限りは、審査の合格&継続的なペイアウト(利益の出金)も十分に実現可能でしょう。
※どのプロップファームも、ギャンブル性のあるトレードをするようなトレーダーではなく、健全なトレードを徹底するトレーダーをサポートする姿勢を公表しています。=ギャンブルトレードなどハイリスクなトレードスタイルへの厳しい規制や禁止。
ファンディング後待遇
利益分配率はThinkCapitalとSuper Fundedが最大90%、Blueberry Fundedは80%、Fintokeiはプランにより50~100%と幅があります。
出金サイクルは各社とも14日毎が基本で、ThinkCapitalのみプランによって7日〜と柔軟です。
スケーリング制度はFintokeiが最大5億円、Blueberry Fundedが約3億円(20万ドル)、ThinkCapitalは2.3億円まで拡大可能ですが、Super Fundedはスケーリング制度がありません。
取引環境
ThinkCapitalはThinkTraderという独自のプラットフォームThinkTraderに加え、TradingViewにも対応している数ずくないプロップファームです。Blueberry FundedはMT4、MT5、TradeLocker、DXTradeに対応と多彩な取引環境を提供しています。
FintokeiはMT4、MT5、cTraderに対応、Super FundedはTradeLocker、DXTradeの2種対応となっています。
Fintokei以外は広めのスプレッドですが、他はどこも比較的狭いスプレッド・手数料となっています。
最大レバレッジは各社とも50〜100倍前後で、プランや商品によって異なります。
取扱銘柄はファームにより多少豊富さが異なりますが、FX、株式、仮想通貨、株価指数、貴金属、エネルギー商品など多岐にわたり、
トレーダーの多様なニーズに応えています。
比較表まとめ
ここまで各社の特徴を詳しく解説してきましたが、改めて主要な比較ポイントを表でまとめてご紹介します。この記事の内容を視覚的に整理し、あなたにぴったりのプロップファーム選びの参考にしてください。
カテゴリ | ThinkCapital | Blueberry Funded | Fintokei | Super Funded |
---|---|---|---|---|
運営信頼性 | ・2024年設立 ・ThinkMarketsと提携 |
・2024年設立 ・Blueberry Marketが運営母体 |
・2022年設立 ・Purple group (15年以上実績) |
・2021年設立 ・Eightcapと提携 |
チャレンジ内容とルール | ・1~3ステップ ・無制限期間(28日取引なし失格) ・利益目標5~10%、 最大DD最大6~8% |
・0~2ステップ ・無制限期間(Rapidは7日) ・利益目標5~10%、 最大DD最大4~10% |
・1~3ステップ ・無制限(入門180日) ・利益目標2~10%、 最大DD最大6~10% |
・1~2ステップ ・無制限期間(30日取引なし失格) ・利益目標15~10%、 最大DD最大5~10% |
ファンディング後待遇 | ・利益分配率最大90% ・出金7〜14日毎 ・スケーリング最大2.3億円 |
・利益分配率80% ・出金14日毎 ・スケーリング最大約3億円 |
・利益分配率50~100%(プランで異なる) ・出金14日毎 ・スケーリング最大5億円 |
・利益分配率最大90% ・出金14日毎 ・スケーリングなし |
取引環境 | ・ThinkTrader/TradingView ・最大レバ30~100倍 ・FX、仮想通貨、株価指数、貴金属、エネルギー |
・MT5, MT4, TradeLocker, DXTrade ・最大レバ*30~50倍 ・FX、仮想通貨、株価指数、株式、貴金属、エネルギー |
・MT5, MT4, cTrader ・最大レバ100倍 ・FX、株価指数、貴金属、エネルギー |
・TradeLocker, DXTrade ・最大レバ100倍 ・FX、仮想通貨、株価指数、株式、貴金属、エネルギー |
まとめ:あなたに合ったプロップファームの選び方
4社はそれぞれに明確な特徴と強みを持っています。自分のトレードスタイルや重視するポイントに合わせて選ぶことが大切です。
- 信頼性・総合力で見るなら「ThinkCapital」
ThinkCapitalは、Tier1金融ライセンスを複数保有するThinkMarketsと提携しており、運営の信頼性が非常に高いのが特徴です。日本語サポートも充実しているため、初心者でも安心して利用できます。最大レバレッジは30~100倍、取扱商品も多彩。利益分配率は最大90%で、チャレンジ料金はプランにより異なりますが、比較的手頃な価格帯からスタート可能です。最大初期資金も9600万円(複数口座組み合わせ)、スケーリングも最大2.3億円まで可能と、運用資金も高水準と魅力的だ。 - 多様なプランを求めるなら「Blueberry Funded」
Blueberry Fundedは1~2ステップのシンプルなチャレンジに加え、即時ファンディングで尚且つ利益目標やRapidプランのように7日間などの達成期間制限などがないInstatnt Elite(最大損失制限10%のみ)/ Instant Lite(最大損失制限4%, 日次損失制限2%)プランなど、柔軟で豊富なチャレンジプランが魅力です。オーストラリアの金融ライセンス(ASIC)保有で信頼性も高いです。利益分配率は標準的な80%ですが、スケーリングは最大約3億円まで対応し、成長志向のトレーダーにも最適。チャレンジ料金はプランによって異なりますが、比較的リーズナブルで、トレーダーのニーズに応じた選択が可能です。 - 利益分配率とスケーリングの最大化を狙うなら「Fintokei」
Fintokeiはプランにより50~100%の幅広い利益分配率を提供し、最大100%分配が可能なのが最大の魅力です。15年以上の実績あるPurple groupがバックアップし、MT4/MT5/cTrader対応で取引環境も充実。チャレンジ料金は4社の中では比較的高い料金設定ですが、21,800円~259,800円と幅広く、初心者向けの入門プランは比較的低価格で挑戦しやすいです。なお、さまざまなキャンペーンを年間通して開催しており、クーポン利用でかなりお得に購入できるタイミングもあります。 - シンプルなチャレンジ制度とスピード重視なら「Super Funded」
Super Fundedは最大90%の利益分配率を誇り、2ステップのシンプルなチャレンジ制度でスピーディーな資金調達が可能です。Eightcapとの提携により信頼性も確保。チャレンジ料金は他社と比較して中程度で、出金は14日ごと。スケーリング制度はありませんが、利益率重視のトレーダーに適しています。
チャレンジ料金は各社で幅があり、特に初心者はまずは低価格のプランから始めるのがおすすめです。
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