プロップファーム 比較記事

プロップファームとは?仕組みやおすすめファームをわかりやすく解説

「資金は少ないけれど、トレードの実力には自信がある」
「できる限りリスクを抑えつつ、より大きな資金でトレードしたい」

そんなトレーダーに近年注目されているのが、プロップファーム(Prop Firm)という仕組みです。

本記事では、プロップファームの基本的な仕組みから、利用するメリット・注意点、選び方のポイント、そして日本語対応のおすすめファームまで、初心者にもわかりやすく解説していきます。


プロップファームとは?

プロップファーム(Proprietary Trading Firm)とは、トレーダーに資金を提供し、その資金で取引を行って得た利益の一部を分配するというビジネスモデルを採用する企業です。

✅ 基本の流れ

  1. デモ口座での審査(チャレンジ)を受験
  2. 合格すると仮想のライブ資金の口座が提供される=ファンディング
  3. 実際に取引し、得た利益の一定割合を報酬(ファームにより名目が異なる場合あり)として受け取る

損失制限を超える損失を出したり、諸々のルールに違反した場合はチャレンジ失敗ととなる(合格後は資金提供が停止される)。


なぜプロップファームが人気なのか?

✅ メリット

  • 少額の自己資金で大きな口座を運用できる
  • 損失を出してもチャレンジ費用以上の自己資金を失わない
  • トレーダーとしての実力に応じたフェアな評価が受けられる
  • スケーリング制度などで報酬や資金が増えていく仕組みがある

✅ 注意点

  • チャレンジの合格条件が厳しめのファームも多い
  • 各ファーム毎にドローダウン制限や日数制限など、細かなルールが存在
  • チャンレンジに合格する、そして継続して報酬を得るには徹底したリスク管理と一貫性のあるトレードの執行、そして何よりルールの順守が必要
    例:審査段階が短い=ファンディングまでが早いプランもあり魅力的だが、その分ルールが厳しく合格率が低い・プラン購入料金が高め、など。

プロップファーム選びで見るべきポイント

以下のような観点で比較検討することで、自分に合った業者を見つけやすくなります。

①運営信頼性とサポート体制

  • 運営企業の実態や透明性
  • 出金方法や実績
  • 日本語対応の有無(日本人トレーダーにとっては重要な点)

②チャレンジ内容とルール

  • チャレンジ料金
  • ファンディングまでのステップ数(即時ファンディングから、1段階 〜 3段階とファームやプランにより幅広い)
  • チャレンジ条件・ルール(目標利益・ドローダウン制限・取引日数など)
  • 利益目標とドローダウン(損失)制限のバランス

③ファンディング後待遇

  • 提供資金の規模・スケーリングの最大規模
  • 利益分配率(80%が一般的、ファームやプランにより最大90〜100%)
  • 出金サイクル(14日〜30日毎が一般的)

④取引環境

  • 対応プラットフォーム(MT5, MT4, TradingView, TradeLockerなど)
  • 利用可能な商品(FX、コモディティ、仮想通貨など)
  • スプレッドや取引と手数料
  • EA・スキャルピング・ニューストレードの許可状況

日本語対応のおすすめプロップファーム4選

 ThinkCapital(シンクキャピタル)

  • 信頼性
    以下のTier1ライセンスを含む多数の金融ライセンスを取得しているグローバルブローカー「ThinkMarkets」と提携:
    ・ASIC(オーストラリア金融庁 / License No. 424700)- Tier1
    ・FCA(英国金融行動監視機構 / No. 629628)- Tier1
    ・FMA(ニュージーランド金融市場庁)- Tier1
    ・JFSA(日本金融庁)- Tier1
    ・CySEC(キプロス証券取引委員会)- Tier2
    ・FSCA(南アフリカ金融サービス委員会)- Tier2
    ・FCS(モーリシャス金融サービス委員会)- Tier3
    ・CIMA(ケイマン諸島金融庁)- Tier3
  • チャレンジ内容とルール
    ドローダウン制限や日数制限はあるが、利益の一貫性ルールはない、など条件は比較的柔軟。ファンディングまでは最短3日。プランにより出金サイクルは最短7週日毎と業界最速水準。
  • 取引環境
    ThinkTrader / TradingView対応。通貨ペアやCFD銘柄も豊富(使用プラットフォームによる)。スプレッドはドル円で1.2pips~と広めだが手数料はなし。
  • 利益分配・スケーリング
    最大初期資金9600万円(複数口座の組み合わせ)、スケーリングは最大2.3億円と、大きな資金を運用できるチャンスもあり、魅力的。
  • コスト
    比較的リーズナブルなチャレンジ料金。
  • サポート
    日本語対応の公式サポートあり。国際的な大手ブローカーと提携しており、信頼性・安心感が強い

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 Blueberry Funded(ブルーベリーファンデッド)

  • 信頼性・ライセンス
    Tier1のASICの他、Tier2であるVSFC(バヌアツ金融サービス委員会)ライセンスを保有するオーストラリアの「Blueberry Markets」が運営。Prop Association(TPA)認定も取得しており、安心感・信頼性もある。
  • チャレンジ内容とルール
    標準的な1ステップや2ステップに加え、即時ファンディングが可能なRapidやInstantプランなど多様なニーズに応える受難なチャレンジ形式を提供。開始からペイアウトまでは最短2週間。(Rapidプラン:5%以上利益目標&7日間の達成期間制限あり、Instantプラン:利益目標・達成期間の制限なし)
  • 取引環境
    MT4 / MT5 / DXtrade / Trade Lockerに対応。取扱商品も豊富で、FX、仮想通貨、株価指数、株式、貴金属、エネルギーと種類豊富な商品の取引が可能。EAの使用もOKと柔軟な対応。FXのスプレッドは0.1 pips〜+往復手数料と比較的狭い。
  • 利益分配・スケーリング
    利益分配率最大は80%だが、最大初期資金20万ドル(約3000万円)。スケーリングも最大200万ドル(約3億円)まで可能で、実力次第では大きな資金を運用できる環境が整っている。
  • コスト
    最小プラン(約75万円/5,000ドル)は約5千円(35ドル)からと、主要ファームの中でもトップクラスの安さ。リスクを抑えてまずはお試ししたい方や、複数回チャレンジを重ねる方にも適しています。
  • 第三者認定
    TPA(The Prop Association)加盟により、業界標準の透明性と信頼性も担保。

 Fintokei(フィントケイ)

  • 信頼性・ライセンス
    Fintokeiはブローカーとの提携は特に公表していないが、運営母体は15年以上の運営実績のあるPurple group。
  • チャレンジ内容とルール
    0~2ステップ形式。標準的な2ステップのチャレンジプランから0ステップの速攻プロプランもあり、スピード重視のトレーダーにとっても魅力的。開始からペイアウトまでは最短2週間。(速攻プロプランでの出金には、初期資金の10%以の利益が必要 *利益分配率は50%)
  • 取引環境
    プラットフォームはcTrader(MT4・MT5も現在は利用可能)。取扱商品はFX・株価指数・貴金属・エネルギーと標準。スプレッドは1.5 pips〜+往復手数料と広めの設定。
  • 利益分配・スケーリング
    最大5000万円の初期資金。プランによっては利益分配率最大100%、スケーリングは最大5億円までと業界トップクラス。
  • コスト
    最小プラン(200万円)は21,800円からと、他ファームと比べると少し高めスタート。
  • コミュニティ・学習
    国内向けサポートと豊富なオンライン学習ツールあり。Trustpilotでも教育的価値の高いプロップファームとして高評価。

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期限は8/17までとなっているので、必ずこの機会に無料で資金100万円を獲得しましょう!

 Super Funded(スーパー・ファンデッド)

  • 信頼性・ライセンス
    運営はPropTradeTech(オーストラリア)。取引はASICやFCAといったTier1に加え他複数のライセンスのを持つブローカー「Eightcap」を通じて行われ、信頼性・透明性ともに高水準。
  • チャレンジ内容とルール
    1~2ステップ制。利益分配率は最大90%。最低3日でファンディング、合格後24時間以内にファンド提供。
  • 取引環境
    TradeLocker / DXTradeに対応(MT4・MT5は現在廃止となっている)。EA・スキャルピング可能。(ただし、30秒以内決済のスキャルピングは禁止)取扱商品はFX、仮想通貨、株価指数、株式、貴金属、エネルギー対応。スプレッドは0 pips〜+往復手数料と比較的狭い。
  • 利益分配・スケーリング
    最大約3000万円の初期資金。利益分配率最大90%だが、スケーリングは現時点では対応なし。
  • コスト
    最小プラン(約75万円/5,000ドル)は約5千円(33ドル)からと、主要ファームの中でも最安水準。低資金からお試し感覚でもトライできます。
  • ユーザー評価
    Benzingaによると、ユーザー体験5/5、セキュリティ4.5/5。迅速な口座開設と明瞭な価格設定。

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✅ 信頼性・連携ブローカーの保有ライセンス比較

 

ファーム名 規制・ライセンス概要
Think Capital Tier1のASIC・FCA・FMA・JFSAを始め、多数のライセンスを保有する国際的なブローカーThink Marketsと提携
Blueberry Funded ASIC(Tier1)とVSFC(Tier2)ライセンス保有のオーストラリアのブローカーBlueberry Marketsが運営
+Prop Association(TPA)認定
Fintokei ブローカーとの提携は特に公表していないが、運営は15年以上の運営実績のあるPurple group。AI分析で信頼性を補完。現在、日本での知名度が最も高いであろうプロップファーム。
Super Funded 取引は提携先のASIC・FCA保有のブローカーEightcapを通じて行われている。運営はオーストラリアのPropTradeTech。

✅ 総評・選び方具体例

  • 信頼性・総合力で優秀なのは:ThinkCapital または Blueberry Funded
  • 仮想通貨や個別株を取引するなら:Blueberry Fundedまたは SuperFunded(仮想通貨ならThinkCapitalも⚪︎)
  • ファンディングまでのスピード重視なら:Bluberry FundedまたはFintokei
  • なるべくコストを抑えてチャレンジしたい人は:ThinkCapitalまたはBlueberry Funded
  • スプレッドや手数料の狭さで優るのは:ThinkCapitalまたはSuper Funded / Blueberry Funded
  • スケーリングで運用資金の最大化を狙うなら:FintokeiまたはBluberry Funded(ThinkCapitalも悪くない)

ご自身のトレードスタイルや目標に合わせて、条件の合うファームを選びましょう。


詳細な比較で自分に合ったファームを見つけたい方へ

プロップファームは各社ごとにルールや条件、ファンディング後の待遇などにおける細かな違いがあります。
「もっと具体的に比較して自分に合ったファームを選びたい」という方は、下記の詳細比較記事もぜひご覧ください。

まとめ

プロップファームは、実力ある個人トレーダーが資金力を補いながら活躍できる新しい選択肢です。

資金効率・リスク管理の観点でも魅力的な仕組みですが、その分、しっかりとした業者選びとルール理解が重要となります。

当ブログでは、今後も信頼できる情報をもとに、各ファーム比較や実体験に基づくレビューを提供していきます。ぜひ参考にしていただければ幸いです。

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